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2016年8月17日 (水)

豐川稲荷は曹洞宗の寺院で圓福山妙嚴寺が正式名

豐川稲荷は「宗教法人 豐川閣妙嚴寺」が正式名で、山号を圓福山とする曹洞宗の寺院である。京都伏見稲荷神社、佐賀県鹿島市の祐徳稲荷神社と共に三大稲荷に数えられたりしているので、神社と思い込んで居る方が多いようだ。台風一過となった本日は東京メトロ「赤坂見附駅」からスタートする。出口「B」の案内がある。

三大稲荷については諸説がある。35歳時茨城県のゴルフ場の35歳以上の管理職が入会条件の会員権を取得して毎土曜日毎に通うようになってから、笠間稲荷神社の存在を知り、その案内で笠間稲荷が三大稲荷に入れていることを承知している。笠間を入れて「四大稲荷」とし、伏見・祐徳・笠間は「三大稲荷神社」と称すれば一件落着では?。

メトロ出口「B」を出たものの外堀通りを歩いてしまった。奥にこんもりと見えるのはどうやら「赤坂御用地」らしい。間違いついでに少し歩くことにする。

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紀伊国坂の表示

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「東門」か、赤坂迎賓館和風別館「遊心亭」が近い。

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このまま歩くには暑すぎなので、目的地を豊川稲荷に修正して戻ることにした。株主総会でのみお世話になっている「ホテルオークラ」が外堀の向こうに見えている。

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遠回りをしたが、やっと豊川稲荷が見えてきた。山門前に「九郎九坂(くろうぐざか)」の表示。鉄砲の練習場があったことから「てっぽう坂」とも呼ばれていた。

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山門 

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境内 狭くて窮屈そうに見える。昭和39年の東京オリンピック開催に向けて国道246号(青山通り)の拡幅工事が行われ、境内が縮小されてしまったとのことだ。

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豊川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)とは、順徳天皇第三皇太子である寒巖禅師が感得された仏法守護の善神で、稲穂を荷い、白い狐に跨っていることから「豐川稲荷」と称されるようになった。

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本殿 当別院は江戸時代、大岡越前守忠相が豊川稲荷から吒枳尼天を勧請し、屋敷稲荷として自邸で祀ったのを由来とする。明治20年に赤坂一ツ木の大岡邸から現在地に移転遷座し、愛知県豊川閣の直轄の別院となった。

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豊川稲荷を信仰した方としては、古くは今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、九鬼嘉隆、渡辺崋山など武将達から信仰を集めさらに江戸時代には、庶民の間で商売繁盛、家内安全、福徳開運の神として全国に信仰が広まった。

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先客の30代のカップルが参拝していた。男性は二礼二拍手一礼してまだ手を合わせて懸命に祈る女性を見てドヤ顔をしている。ここは神社ではありませんよ」と教えてあげようと思ったが、女性の余りにも真剣な祈りの姿勢に何も言えなかった。下写真奥のビルは住友電工・日本オラクルが入居している赤坂センタービル。

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「稲荷」と呼ばれる場合は「狐を祀っている」赤い鳥居の「千本鳥居」連想して「神社」しかないと思われているようだ。 当寺でお祀りしておりますのは豊川吒枳眞天であり、千本鳥居はなく「千本幟」である。今までの大岡邸の屋敷稲荷は「奥の院」に祀られていて、参道両側には「千本幟(のぼり)」がびっしりとはためいている。

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稲荷会館 左大きく「祈祷受付」とあり中央に曹洞宗のお寺「妙嚴寺」と正式名称が掲げられている。二階は「法輪閣」で毎朝のお務め、法要もここで執り行われる。本尊は中央に「釈迦牟尼仏」右に「薬師瑠璃光如来」左に「観世音菩薩」が鎮座されている。

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祈祷受付前のテーブルでリュックから御朱印帳を取り出して汗を拭いていたら、受付のガラス戸を開けて頂き受付けて貰えた。

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三所殿 ご祈祷済みの御札やお守りを授与したり、開運歴、絵馬、千本のぼりの受付もここ。

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明治以降の赤坂は、料亭や芸者などが集まる花柳界が発展し、芸道を生業とする人々からの信仰も増えた。現在も、ジャニーズ事務所所属タレントをはじめ、著名な芸能人、スポーツ関係者からの信仰を集めていてしばしばメディアにも取りあげられている。

豊川吒枳尼眞天のマントラ
オンシラバッタ ニリウンソワカ

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